五月病対策にもし精油を1本選ぶとすれば・・・

ゴールデンウィークを終えた頃にやってくる「五月病」。新しい環境に適応するためにストレスがかかり、体調不良やメンタルヘルスの問題を引き起こすことがあります。

「五月病」はもちろん正式な病名ではありません。医学的には、「適応障害」や「抑うつ状態」に該当するわけですが、これらの原因は脳の疲労が深く関係しています。

脳は、ストレスがかかると、自律神経の興奮やストレスホルモンの分泌を調整することでストレスに対応しようとします。しかし、継続的にストレスがかかることによって脳が過剰に興奮してしまい、それが疲労の原因となります。

また、新しい環境に適応するためには、脳が多くの情報を処理したり、新しい課題に対処する必要があるので、脳のエネルギー消費が増加するため疲労しやすくなっています。

このように「五月病」は、脳の疲労が原因となっていますので、こまめに脳疲労の回復を行う必要があります。

そこでアロマテラピーの出番となるわけですが、まさに脳疲労の回復は得意分野といえます。もし「五月病」対策として1本だけ精油を選ぶとすれば、ペパーミントをおすすめいたします。

使い方は簡単。こめかみ・髪の毛の生え際、首筋・肩にキャリアオイルや乳液で希釈したペパーミントを塗るだけ。

皮膚が強い方や慣れている方は原液でも大丈夫ですが、入浴後はより清涼感が高まりますので濃度には気をつけてください。

疲れ切った就寝前に使用すれば、疲労やネガティブな考えが清涼感とともに消え去り、眠りにつきやすくなります。

また目覚めの悪い朝などにも活力がわくのでぜひお試しください。

もうすこし香りを楽しみたい方は他にお好みの精油をプラスしてもいいですし、ナチュールサンアロームのヘッドスパをお使いいただいてもかまいません。

コロナが明けて慌ただしくなるかと思いますので、日々のケアを怠り疲労をためないように日々過ごしてください。

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