もっと利用したい精油の抗菌作用「カビ」

住居で一番頭を悩ませることは何でしょうか。
弊社のスタッフは、いつの間にか思わぬ所に発生しているカビ、で意見が一致しました。
洗面所や浴室などは毎日使うのでカビが生えると目に付きやすいのですが、
シューズクローゼットや風通しの悪い納戸などは発見が遅れがち。

カビは汚れと湿気を好みどんどん繁殖するので、見つけたらすぐに始末が鉄則です。
放置すると健康を害することにもなりかねません。

皆さん、カビのお掃除はどうしていますか。
市販されているカビ取り剤やアルコールで除菌が一般的です。

カビは小さな胞子が細胞分裂しながら成長し菌糸を作ります。
カビを取り除いてもまた同じ場所にカビが発生する場合は、
この菌糸が根っこのように定着しているからで、
カビに薬剤を1分ほど湿布するように浸透させると菌糸を撲滅させることができるそうです。

アロマテラピーでも精油で除菌することが可能です。
動けない植物は、体内に身を守るための成分を蓄えていると言われています。
その植物を水蒸気蒸留法で抽出した精油には、当然のことながら人間にとっても有用な成分が含まれているわけです。

その代表的なものが細菌や真菌に対する優れた機能。
具体的には細菌や真菌を抑制や消滅させる作用です。
精油では効果は緩やかかもしれませんが、安心して使えるのが大きなメリットでしょう。

抗菌作用のある精油は、
シナモン、クローブ、レモングラス、パルマローザ、レモンユーカリ、ティートリー、
ペパーミント、ラベンダーなど
7月中に抗菌作用のある芳香剤が発売されますのでご利用いただければと思います。

精油には防虫作用もあり、この特性を利用した虫よけスプレーや衣類用防虫剤も市販されています。
次回、精油の防虫についてご紹介します。

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