気象病も自律神経がキーポイント

耳新しい病名の気象病。
これは気圧の変化、気温の寒暖差など気候によって体に様々な不調が起きる病気です。

気温が前日と比べて5から10度以上も差がある急激な変化や、
降雨の気圧や湿度の変化に体が順応しきれず、
自律神経が乱れることによって起きると考えられています。

症状は実に多彩で、
頭痛、腰・肩・首の痛み、関節痛、神経痛、リウマチ、吐き気、食欲不振、消化不良、胃もたれ、くしゃみ、鼻水、喘息、むくみ、だるさ、めまい、疲労感、倦怠感、気持ちの落ち込みなど。

このような辛い症状を抑えるには、
不調の原因が自律神経の乱れ(交感神経と副交換神経のバランスの崩れ)によるものなので、まずは自律神経を整えることが有効な対策になります。

不調を感じたら、以下を実践してみてください。
・朝日を浴びる
・熱めのシャワーで体に刺激を与える
・蒸しタオルなどで首を温める
・散歩

TVで気象病を紹介されていたドクターによれば、
交感神経を優位にすると良いそうなので、
スポーツ観戦、ロック音楽、ホラー映画、辛い料理などで自ら興奮状態を作ることも有効だそうです。

アロマセラピーでも自律神経は得意とする分野で、論文もたくさん出ています。
自律神経を整える精油には、
ラベンダー、スイートオレンジ、ゼラニウム、ユーカリ、ペパーミント、ベルガモット、ティートリー、フランキンセンス、ローズマリー、マジョラムなどがあります。

ビンから香りを嗅いだり、ルームスプレーや自作のアロマ入浴剤などで自衛を。
その際のポイントは好きな香りを選び、
できれば携帯して必要な時に香りが嗅げるようにすることです。

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