暦の上では立秋が過ぎてそろそろ涼しくなってもいいはずですが、
今年はそうはいきません。
寝苦しい夜が続いています。
寝る前に寝室を冷房でキンキンに冷やし、
優しく香る鎮静効果の高い精油をベッドサイドに置く。
こうして少しでもよい睡眠が得られるように努めたおかげか、
熟睡できているようで寝不足になることもなく過ごせています。
嗅覚と脳は直接的に関連があることはアロマファンなら知っていることですが、
それが証明される研究結果を米カリフォルニア大学アーバイン校が発表しました。
『Frontiers in Neuroscience』(2023年7月24日)に掲載
睡眠中に心地よい香りを嗅ぎ続けていると、記憶力が改善し、
その能力が226%も向上したことが判明したそうです。
さらに、脳の画像検査で記憶と認知に関連する脳の領域の機能も改善されていることがわかったそうです。
被験者は60歳から85歳の認知機能が正常な男女43人。
半数に1週間に7種類の精油(ローズ、オレンジ、ユーカリ、レモン、ペパーミント、ローズマリー、ラベンダー)を毎晩2時間、異なる香りをディフューザーで焚いて就寝してもらい、あとの半数は微香料で行われました。
研究開始時と6ヶ月後にそれぞれ認知能力などについて調べると、上記のような結果が出たのです。
アロマテラピーの有効性がまた一つ証明されたことは嬉しい限りです。
これまで経験上、漠然と精油の香りがよい睡眠を促すと思っていましたが、
記憶力、認知機能まで向上するなら新たな利用法が考えられますね。
認知症予防が必要な高齢者や受験生の方、精油の活用がまだならトライしてみませんか。
近日中にベッドサイドに置くとよいアロマブレンド品を発売します。
乞う ご期待‼