舌の鍛え方と磨き方

前回ご紹介した通り、健康で長生きするには歯以上に重要な役割を果たす舌。
この舌はゆっくりと衰えていき75歳を過ぎた頃から衰えが速まるので、
特に高齢者は積極的に筋肉である舌も足腰と同様に鍛えなければなりません。

舌の衰えを防ぐには、とにかく口を動かすことが必要です。
日本歯科大学の菊谷先生は、以下のトレーニングを推奨されています。

* ガムをかむ
* おしゃべりを楽しむ
* カラオケを歌う
* 舌ぐるぐる体操(上下の歯全体を舌でなめまわす)
* 少し硬めのものを食べる

ところで、日本人の「平均寿命」と健康でいられる「健康寿命」には、10年の開きがあります。
この開きをなくし「ぴんぴんころり」を目指すなら、
筋肉の衰えを防ぐだけではだめで、口腔内の衛生管理も重要です。

なぜならば、口の中が不潔だと歯周病になるリスクが高いのです。
この病気が怖いのは、大量に増殖した歯周病菌が血液中に入りこみ、
心疾患、糖尿病、脳血管疾患、認知症などになるからです。
「健康寿命」に口腔内の清潔がとても大切なことがわかります。

丁寧な歯磨きと併せて舌磨きも習慣化しましょう。
特に口臭の強い人には舌磨きをおすすめします。

舌磨きは一日1回、就寝中に増殖した細菌が最も多い状態の朝に行うのがベストです。
まず舌ブラシを水で濡らし毛先をほぐし、舌を大きく出して優しく磨きます。
強く長く磨くと舌が傷つきトラブルを起こしかねないので注意してください。
磨き終わったらブラシの汚れをしっかり洗い流しておきます。

この舌ブラシは、歯の表面の汚れ落としや歯茎のブラッシングにも最適で、
歯周病予防にも役立ちます。
歯周病は年令を問わずなる病気なので、
今日から歯磨きにプラスして舌ブラシを使って万全のケアをしましょう。

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