ローズマリーの生命力

オフィス玄関脇のローズマリーが可愛らしい花を咲かせています。
このハーブは花や葉などのバリエーションが豊富で、種類により立ち性、ほふく性、その中間の樹形があり、わが社のローズマリーは半ほふく性。

特筆すべきは、地味ながら花期が11月から5月と長いこと。
今年の寒暖差の激しさを物ともせず、たくさんの小さな花が咲き続けています。
夏場の多少の水不足や肥料なしでも枯れることはありません。
さらに、繁殖力が旺盛で、葉には小粒ながら爽快でパワフルな香りがあります。

植物とともに生きてきた人間がこんな魅力的な植物の利用を考えないはずがありません。
ローズマリーは古くから料理や香料や薬用のほか冠婚葬祭にも使われてきました。
新たに強力な抗酸化成分であるロスマリン酸を含有することがわかり、若返りのハーブとして注目されています。

フランスの伝統療法であるアロマテラピーでも基本的な精油として存在します。
含有成分によって、次の3つに区分され使い分けられます。
*ローズマリー・シネオール 1・8シネオールを多く含む
*ローズマリー・ベルベノン ベルベノンを多く含む
* ローズマリー・カンファー カンファー(樟脳)を多く含む

いずれのローズマリーにもカンファー(大量だと気分が悪くなる)が含まれていますが、
子供から大人まで気軽に使っていただけるのはローズマリー・シネオールです。
市販の精油でローズマリーとシンプルに表記されているものはおすすめできません。
何故ならば上記の3つは働きが違うからで、不適切な使い方になりかねないからです。

寒気がする時、体が疲れている時、物忘れが頻繁になった時など色々なシーンで、
応用範囲が広く、生命力の強いローズマリーのパワーを利用してみませんか。

 

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