東京都の発表では、花粉の飛散開始は2月12日から16日ごろということで、いよいよつらい時期がはじまります。
花粉の飛散量は昨年の1.5倍ということですが、ずっとマスクをしている日々が続いているので個人的にまだそれほど影響は感じていません。しかし敏感な方はすでに感じ取っているようですね。
近年では花粉症の子供の数も年々増加しており、すでに3人に1人が花粉症です。
東京医科歯科大名誉教授の故藤田紘一郎氏によると、超清潔志向(土遊びの減少、空気清浄機、除菌ハンドソープ)の家庭が増えたことがひとつの原因であるということはなんとも皮肉なことです。
また一時期よく言われていた花粉の許容量が限界を超えると花粉症になるという説は今否定されているようです。
つまり一度なったら花粉症が治らない、ということではないようで個人的にはかなり安心しました。
最近では、花粉症が免疫機能の暴走が原因と言われていることから、解決策として「腸活」が話題になっています。「腸活」は、腸内細菌のバランスを整えて免疫機能を正常化させることなのですが、なかなかこれが簡単にはいきません。
育った環境や食生活によって腸内細菌は人それぞれ大きく異なりますので、市販されている整腸剤を摂取すればすぐ改善するわけではありません。
市販されている整腸剤も乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌など色々なタイプがあるのでどれが自分に合っているのかを探すことが大事です。
またクリニックなどで腸内細菌のバランスを検査するサービスや検査キットなどもありますのでそういったものを利用するのもいいかもしれません。
以前「薬剤師が選ぶ常備した方が良い市販薬」で2位にビオフェルミンがランクインしていたこともありましたが、こういった腸活ビジネスがどんどん増えているのは、やはり腸内細菌が免疫機能にとって非常に重要だからに他なりません。
(2015年gooランキング編集部が集計/1位ロキソニンS、3位葛根湯)
症状が重い方向けに、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を少しずつ体内に吸収させることで、アレルギー反応を弱めていく免疫療法なども進んできており、月一回の注射で済むものや、舌下で1分ほど薬を溶かしていくものなどもあります。
症状のレベルでどの対処法をとるか、選択肢が増えてきたことは非常にいいことだと思います。
花粉の季節は、コンフォールナザルマスクスプレーが非常によく売れますが、コロナ禍においてはマスクにこもる臭い対策としても非常に好評でした。
要因としましては、アロウェルマスクスプレーよりも香りがすっきりとしていてリフレッシュ効果が高いところが喜ばれているようです。
まだまだマスク生活が続いていくと思いますので、花粉の季節関係なくぜひマスクスプレーを一度お試しください。